この記事では、あなたの大切なNFTを詐欺から守るための「最低限の推奨設定」を紹介します。
以下の手順で、セキュリティ対策を行いましょう!
Cool Connect Co.で推奨する3つのセキュリティ対策
Cool Connect Co.では、以下の3つのセキュリティ対策を行うことを推奨します。
- TwitterのDMに注意
- DiscordのDM許可をオフ
- MetaMaskで複数アカウント作成
大切なNFTを詐欺から守るために、確実にセキュリティ対策をしておきましょう!
【詐欺対策①】TwitterのDMに注意
TwitterのDM(ダイレクト・メッセージ)を使った詐欺はとても多いです。
よくあるのが、DMで詐欺サイトのURLを送られるパターンです。詐欺サイトに接続してしまうと、大切なNFTが盗まれてしまいます。
こういった詐欺サイトから身を守るために「TwitterのDMで送られてくるURLは、基本的にクリックしない」ようにしましょう。
知り合いからのDMならOK?
知り合いからのDMに関しても、URLをクリックするのは細心の注意を払うべきです。
なぜなら、Twitterのアカウントを乗っ取って詐欺行為をしている事例もあるからです。
いつもDMでやりとりしている人や、コミュニティの運営者からDMが来たとしても、まずは「詐欺じゃないか?」と疑う姿勢をもつことが大切になります。
TwitterのDMを制限する
あなたがフォローしていないアカウントが、あなたにDMを送れないように設定すると詐欺対策になります。
DMの設定を変更する場合は、以下のように設定していきましょう。
①:設定とプライバシー
②:プライバシーと安全
③:ダイレクトメッセージ
④:「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」をオフ
これでフォローしている人以外からDMがこなくなります。
【詐欺対策②】Discordの推奨設定
Cool Connect Co.では、あなたが詐欺被害にあう可能性を下げるため、以下の2点の設定を行うことを推奨します。
- DMが届かないようにする
- 二段階認証を有効にする
必ず設定しましょう!
DMが届かないようにする
Discordを利用する際の推奨設定を紹介します。まず、DMに関する注意点は以下の3点です。
- 運営側からDMを送ることはありません
- 送られてきたDMのリンクはクリックしないでください
- 「あれ?」と思ったら、すぐにCool Connect Co.のメンバーに相談してください
Discordで送られてくるDMは「全て詐欺」だと思ってください!
二段階認証を有効にする
Discordは二段階認証が必須です。
なぜなら、あなたのアカウントをハッカーが乗っ取って、スパムメッセージをばらまくリスクを減らせるからです。
乗っ取られた場合でも、あなたが罪に問われる可能性があるので、絶対に二段階認証をしておきましょう!
【詐欺対策③】MetaMaskで複数アカウント作成
どれだけ気を付けていても、詐欺被害にあう可能性はゼロにはできません。
そのため、万が一詐欺にあった場合でも、被害を最小限にするために、MetaMaskウォレットは複数アカウント使用すべきです。
- mint&購入用ウォレット
- 保管用ウォレット
「mint&購入用ウォレット」は様々なサイトに接続するため、詐欺にあうリスクが高いです。
購入したNFTは、他のサイトに接続しない「保管用ウォレット」にトランスファーしておきましょう。
仮に「mint&購入用ウォレット」が詐欺にあっても、「保管用ウォレット」のNFTは守れる可能性が高まります。
保管用ウォレットの作り方
ここでは、Google Chromeを使って「保管用ウォレット」を作る方法を解説します。
この方法はダメ!
上記の方法では、ウォレットがハッキングされると全てのアカウントが乗っ取られてしまいます。
要するに、セキュリティ対策としては意味がありません。以下で紹介する方法で「別のウォレット」を作りましょう!
①:Google Chromeで別アカウント作成
Chromeを開き、右上のアイコンをクリックします。その後、『+追加』を選択しましょう。
『アカウントなしで続行』をクリックして、名前を入力してください。
②:MetaMaskでウォレットを作成
新しく作成したGoogleアカウントで、MetaMaskウォレットを作成しましょう。
MetaMaskの公式サイトに移動して『Download』をクリックしてください。
その後は、1つ目のMetaMaskウォレットを作ったときと同様のやり方で作成していきます。
MetaMaskでウォレットを作る方法については、以下の記事で解説しています。
さらに、セキュリティ対策を強化するには?
上記のセキュリティ対策をしても、詐欺を完全に防ぐことはできません。
さらに防御力を高めたい人は、以下も試してみると良いと思います。
- ハードウェアウォレットの使用
- 保管用ウォレットを別のパソコンで使用
ハードウェアウォレットの使用
ハードウェアウォレットは、仮想通貨やNFTをインターネット環境から離したところに保管できるウォレットのことです。
Ledger社のUSBタイプのハードウェアウォレットなどがよく利用されています。
パソコンにUSBを差している間のみ、NFTを移動させることができるため、オンライン上での詐欺から守ることができます。
ハードウェアウォレットでNFTを買っていいの?
ハードウェアウォレットをNFTマーケットプレイス(OpenSea等)に接続して、NFTを購入するのはやめておきましょう。
ハードウェアウォレットは、インターネットから切り離しているからこそ、セキュリティ対策としての効果を発揮できます。
基本的には、ハードウェアウォレットは、NFTを保管するだけに使用すべきです。
保管用ウォレットを別のパソコンで使用
「mint&購入用ウォレット」を作っても、パソコン自体がハッキングされてしまうと「保管用ウォレット」に入れたNFTが盗まれる可能性があります。
そのため、「mint&購入用ウォレット」と「保管用ウォレット」は別々のパソコンで管理するのもオススメです。
パソコンが異なれば、仮にハッキングにあっても「保管用ウォレット」は守ることができます。
どこまでセキュリティ対策はすべきか?
セキュリティ対策は考え出すとキリがありません。
セキュリティ対策は、生命保険や自動車の保険と似たようなものと考えてみてはいかがでしょうか?
例えば、高級な自動車に乗る人は、高額な保険に入りますよね。反対に、あまり価値が高くない自動車に乗る人は、そこまで保険をかける必要がないかもしれません。
NFTも同様に、どの程度高額なNFTを保有しているかによって、どこまでセキュリティ対策をするかが変わってくると思います。
とはいえ、以下の3つは無料でできるセキュリティ対策なので、確実にやっておきましょうね!
- TwitterのDMに注意
- DiscordのDM許可をオフ
- MetaMaskで複数アカウント作成
しっかりと詐欺対策をして、NFTを楽しんでいきましょう!