武器を手に我が道を突き進む!ちげ&いろは流の戦い方とは?

この記事はCoolGirlWeaponsのファウンダーちげさんと、デザイナーのいろはさんへインタビューさせていただいたものをまとめたものになります。

この記事を読めばコミュニティでの立ち回り方、戦い方がわかります。

CoolGirlWeaponsファウンダー、ちげさん篇

ぶらすろ
今日はよろしくお願いします。さっそくなんですが、ちげさんがNFTコレクションを運営するまでに至った経緯を聞かせてください。
ちげ
そうですね、最初はSTEPNからNFTを買い始めたんです。STEPNで歩きながらVoicy聞いてたのを覚えてます。そのあとにブログを立ち上げました。
ぶらすろ
いきなり今のブログで成功しているイメージですけど、意識してることはあったんですか?
ちげ
巨人の肩に乗ること。とにかくそれを意識していましたね。
巨人の肩に乗るとは?
先人の偉業にもとづいて仕事をすること。SNS界隈ではインフルエンサーから拡散されることで、大きな反響を得られることにも喩えられる。

ブログを始めたキッカケ

ちげさんがブログを始めようと思ったキッカケに前述した“巨人の肩に乗る”ことが深く関係しています。

なぜかというと巨人の肩に乗ってた前人を目撃したことが発端になります。それはキングコングの西野さんが心臓のNFTをだしたときに『心臓NFTの買い方を解説』という記事をとあるブロガーが執筆し、西野さんが紹介。それで拡散されて大きく伸びていた事例を目の当たりにしていたからです。

それを見たちげさんは「こうやったらいいんだ」と思い、次のインフルエンサーを探し始めました。

web3おじさんコミュニティに入ったキッカケ

web3おじさんコミュニティ
鴨頭嘉人と一緒に学ぶNFT超超初級講座 『web3おじさん1万人育成計画』
インフルエンサーである鴨頭嘉人さんがfacebookで立ち上げたコミュニティ
ぶらすろ
次にNFT業界に来るインフルエンサーとして、鴨頭さんにはすぐにたどり着いたんですか?
ちげ
鴨頭さんのほかにも前澤友作さんのコミュニティにも入ってみました。で、もともと鴨さんの方はYoutube観たりVoicy聞いてたりで馴染みがあったので、鴨さんのコミュニティで本腰入れて活動することを決めました。

その後、ちげさんはweb3おじさんコミュニティでほぼ全員のコメントに返事をしたり、初めましてのあいさつも全て返すなど、鬼神の如き働きっぷりを見せました。

ちげ
メタマスクの作り方とかで質問がきたら、それも全部返してましたね。それで鴨さんとか窪田さんにも名前を覚えてもらいました。

web3おじさんコミュニティでポジション確保

ぶらすろ
web3おじさんコミュニティでそれだけ活動していたら、かなり時間取られませんか?
ちげ
スキマ時間にやっていましたね。あ、でもスマホを開くたびにfacebookも開いてましたね。

というのも、Discordだと猛者ばかりなんです。本当にみんな反応が早い。

だからDiscordではなく、鴨さんのfacebookで戦うことを選びました。

たまたまかも知れませんが、facebookの方は本当に初心者の方が多かったんですよね。だから僕でも質問に答えられた。

あとは詐欺に引っかからないように、リテラシー検定とかもやってました。

それで名前を覚えてもらったっていうのはあると思います。

ぶらすろ
やることが徹底しているのもすごいですが、ちげさんの取った方法って再現性がありそうです。
ちげ
そうですね。やることを見つけて徹底的にやるだけなので。giveしまくればいいだけなんで、できると思います。

デザイナーいろはさんとの出逢い

ぶらすろ
web3おじさんコミュがキッカケで、いろはさんと組むことになったんですか?
ちげ
そうですね。ちょっと長くなるんですけど、いろはさんに似顔絵NFTを描いてもらったのがキッカケです。

最初はTwitterのアイコンをCNPにしていたんですけど、みんなCNPだったので「目立ちにくいな」と思ってたんですよね。

それでいろはさんが似顔絵NFTを描いてらっしゃるのを見て「これ、すごくいいな」と。

「僕も描いてください」ってお願いしたのがキッカケですね。

そのあと、いろはさんの絵をいろいろ眺めていたら「CoolGirlの2次創作を描いてほしいな」と思っちゃったんですよね。

だから「CoolGirlの2次創作を描いてください」ってTwitterでDMしたんですよ。

そしたら「描いていいんですか?」って。それで2次創作をいっしょにやりましょうよって盛り上がって、CoolGirlのDiscordにいろはさんを呼んで、コレクションが始まりました。

ちげさんから見たいろはさんについて

※CoolGirlコンペで優勝した作品

ぶらすろ
デザイナーとしてのいろはさんの印象ってどうですか?
ちげ
このCoolGirlのコンペで優勝した作品とかも描き込み量がハンパないです。いろはさんって作業量も書き込み量もハンパないんです。

最初に知り合ったとき、いろはさんは電車の中でiPadで立ちながら絵を描いてるって聞いたんですよ。乗り継ぎの時間とかで描いてるって。「それでこのクオリティだせるの?」って素直にびっくりしました。それで仕事も休みが少なくて長時間労働もしてるって聞いて。

だから、いろはさんはイラストだけで食べていけるようになってもらわないとダメだなって思いました。それで「メチャクチャ応援しないとな」「作品売らないとな」ってなったんですよね。

ぶらすろ
その動機はメチャクチャ熱いですね。

CoolGirlWeaponsの名前の由来

ぶらすろ
CoolGirlWeaponsって名前はどうやって決まったんですか?
ちげ
決め手は仕事で消耗していながらも絵を描き続けていたいろはさんを見て、ですかね。

Weapons=武器ですよね。それで、いろはさんの武器はイラストです。でも、まだその武器を使えずに生活をしてる。

だからその武器、個性、強みで我が道を行く、切り拓くようなプロジェクトをやりたいって思ったんですよね。

ちげ
だからいろはさん自身が武器(イラスト)を手に、我が道を行く人になってほしいなって願いがありますね、僕の中では。
ぶらすろ
熱すぎてやけどしそうです。絆がすごいですね。

CoolGirlWeaponsの絵柄について

ぶらすろ
このCoolGirlWeaponsの絵はいろはさんにしか描けない絵ですよね。でもいろはさんの他作品の似顔絵とはぜんぜん作風が違いますね。
ちげ
最初はCoolGirlの似顔絵タッチな感じだったんですよね。でもなんか違うなって思ったので失礼ながらも「メチャクチャ線を描き込んだやつを描いてもらえませんか?」ってお願いしたんです。そしたらこのCoolGirl001の原型が出来上がりました。

ちげ
もう、この路線だなって思いましたね。これで似顔絵の可愛い路線から今の路線に変更しました。

CoolGirl2次創作はまだ間に合うのか?

ぶらすろ
マーケターのちげさんの目から見て、CoolGirl2次創作のポジションってまだ空いてると思いますか?
ちげ
まだぜんぜん空いてるでしょ!それに席は自分で作ればいいと思ってるんですよね。

僕らのCoolGirlWeaponsも自分たちで作った席ですから。その人なりのやり方でいくらでもなんとでもなりますよ。

CoolGirl2次創作の数自体も多いですが、切り口次第だと思います。

今後のちげさんとCoolGirlWeapons

ぶらすろ
ちげさんは今後もWeb3おじさんコミュニティとCoolGirlコミュニティで活動していくんですか?
ちげ
ほかにも興味はありますが、メインはそこですね。実はWeb3おじさんコミュニティの方でもCoolGirlの2次創作やってみたいって声が上がってるんですよ。
ちげ
今後は鴨頭さんもジェネラティブコレクションをだしていくので、活動の役に立てたらな、と思ってます。
ぶらすろ
ちげさんは鴨頭さんと一緒に伸びていきそうですね。
ちげ
実際、それを狙ってます。これからweb3おじさんのコミュニティも発展するだろうし、それを応援する人でありたいんですよね。自分のポジションも確立していきたいですし。
ちげ
自分の影響力上がるといろはさんの宣伝もできますからね。いろはさんといっしょに成長していきたいですね。
ぶらすろ
本当にバディの関係なんですね。ステキです。
ぶらすろ
最後にひとつだけ。これからいろはさんへのインタビューなんですが、普段は言えないけど伝えたいことってありますか?
ちげ
そうですね。引き続きいろはさんが描きたい絵を描いてほしいし、みんなをこう…、驚かせる絵をこれからも描いてほしいって伝えてください。
ぶらすろ
承りました。今日はありがとうございました。

CoolGirlWeaponsデザイナー、いろはさん篇

ぶらすろ
今日はよろしくお願いします。早速ですが、いろはさんが絵を描き始めたのっていつくらいなんですか?
いろは
描き始めたのか。難しいんですけど、子供の頃は絵描きになりたかったんですよ。

私のおもちゃが恐竜図鑑と動物図鑑だったんです。

親もA4の紙というか広告の裏紙を大量にもらって帰ってくるんですよね。だから大量の紙と図鑑が私のおもちゃでした。それで朝から晩までずっと絵を描いたんですよね。

シンプルに絵を描くのが好きでした。

漫画も好きなんですけど、漫画を好きになった頃には夢を諦めかけてるくらいですね。

だからどっちかというと動物とか恐竜とか竜とか、そっち方面の絵の方が得意かもしれませんね。

夏休みには1日中絵を描き続ける男の子だったんですけど、小4くらいで「絵だけじゃ食べていけないな」と思ってやめてしまったんです。だから幼少期から小4くらいまではずっと描き続けてました。

絵はやめてたんですけど2019年くらいに能力セミナーというか、自己啓発系のセミナーでコーチングを受けたんです。それで、その方とのやりとりで、絵を描きたかったのを思い出したんですよ。

いろは
それで2020年から絵を描き始めました。だからブランクが30年くらいあるんですよ。

CoolGirlWeaponsのデザイン決定まで

ぶらすろ
最初のCoolGirlWeaponsもラフ画はシンプルなタッチで、完成品と全然違いましたよね。
いろは
あそこもだいぶ悩んだんですよ。

シンプルなものの方がウケがいいのはいいんですよ、実際。シンプルが好きな人もいますし、描き込んでればいいってものでもない。NFTだったら特にそうです。

マーケティングとか作品が好きとか、NFTを買うまでにはいろいろな要素がありますからね。

ちげさんやDiscord内のみなさんともやりとりしてて、CoolGirlWeaponsの最終形態が書き込み量が多いやつになったって感じですね。

ボツ数もめちゃめちゃありますからね。

普段は似顔絵とか描いてるんですけど、これってCoolGirlWeaponsとは全く逆なんですよ。

似顔絵は極力無駄な線をなくして、シンプルにして抽象度をあげるって作業です。そっちをとことんやってる分、描き込みたくなるっていうんですかね。

似顔絵描きとしてのいろはさん

ぶらすろ
僕、この絵すごい好きです。
いろは
懐かしい…懐かしいですね、これ!これはインスタのときに描いたやつですかね。もともと私、インスタでやってたんですよ。

インスタで無料で似顔絵を200枚くらい描かせていただいたんですよね。タダで描かせてもらいながら絵柄を安定させるというか、そういうトレーニングをやらせてもらってた感じですかね。

ぶらすろ
お仕事と両立してですよね?
いろは
基本、電車のなかで描いてました。電車のなかでしか描く時間が取れなかったので。15分〜20分くらいで1つの作品をつくってたので、早描きといえば早描きですね。
ぶらすろ
電車のなかってすごいですね!
いろは
まあ大変っちゃ大変ですね。揺れるんで。でも、そこでしか描く時間を作れなかったんですよね。仕事も忙しかったので。
ぶらすろ
そこまでしてでも絵を描いてたのは、コーチングを受けて意識が変わったからですか?
いろは
そうですね。もうそこからはずっと描いてますね。電車のなかであれば通勤で最低1時間くらいは確保できるんで。あとはまあ余裕があったり元気があれば、夜中ずっと描いていたりはしてましたけど。毎日描くってのは大切にしてました。Voicy聴きながら描いてました。
いろは
電車の中でおばあちゃんとかには話しかけられますけど。

web3おじさんコミュニティでの活動について

ぶらすろ
Web3おじさんのコミュニティにはいつから入っていったんですか?
いろは
鴨さんのコミュニティが始まってからですね。私はWeb3おじさんではほとんど何もやってないんです。ちげさんはすごい頑張ってますけど。
ぶらすろ
そういえば、ちげさんとweb3おじさんコミュニティで知り合ったんですよね?
いろは
Web3おじさんの前に、ちげさんが私に似顔絵を描いてくださいって依頼があったんですよね。

Web3おじさんが始まる前に鴨さんが私の似顔絵を買ってくれたんですよね。それでその周りの方達からも依頼があって、その中の1人がちげさんですね。だからWeb3おじさんの始まる前ですね

もともとの価格は0.01ETHでやってたんですけど鴨頭さんの講演会に行って会ったら「価格をあげなさい」って言われたんです。

私もNFTで食っていきたいって鴨頭さんに相談したんですよ。

そしたら「0.01ETHじゃ家族養えねーだろ!価格をあげなさい」ってフィードバックをもらいました。そこで0.01ETHから0.1ETHにあげましたね。

CoolGirlWeapons×AIアートの可能性

いろは
私、自分の絵が上手いだなんて思ってないですからね。AIとかの方がよっぽど上手いです。あれ見ると凹みますよ。神絵師レベルじゃないですか。

pixivで第一線で活躍している神絵師を学習しているAIと、私のCoolGirlWeaponsの絵だったらAIの方が上ですからね。凹みますよ。

だからCoolGirlWeaponsを描くの、少し止めてたんですよ。

これからはAIを使いこなせないと、中途半端なのは数年後には駆逐されていくのが目に見えてるでしょう。

だからCoolGirlWeaponsにもAIをうまく使えないか、試行錯誤するのに少し止めたんです。

画力もあげたいですし、みなさんが見たことないものを見せたいって気持ちもあるんですよね。

私自身、絵師さんが描いた絵を見るのがすごい好きなんです。生の絵師さんが必死こいて描いた絵ってのがすごい好きなんです。だからそっちはそっちで突き詰めていきつつ、AIの技術も使いこなしたいですね。

いろはさん流のNFT販売は「ドブ板営業」

ぶらすろ
鴨頭さんの講演にも結構行かれてるんですか?
いろは
遠いところだと大分にいきました。

それで、鴨さんの講演のボランティアスタッフさんの似顔絵を、描きまくりました。無料で20人くらい2日で。朝から晩までずっと。

そしたらいろいろ見えてきたんですよ。クリエイターって稼がないと生きていけないじゃないですか。でもほとんどの人がいろいろな場所に行って、会って、売るってやってないじゃないですか。だからこれからはこういうのが大事だと思ってます。

ぶらすろ
考え方がすごく柔軟ですね。
いろは
柔軟、ですかね。でもやっぱり考えて作品を作ってますよ。
ぶらすろ
絵を描く人って自分の部屋にこもって、誰とも会いたくないって人の方が多いじゃないですか。それなのに人に会いに行って似顔絵を描く、オフラインでつながっていくってなかなかできないと思います。ドブ板営業っていうんですか。
いろは
ドブ板営業ですね。私は本当におじさんのおじさんのおじさんなんで、10代の若者とかと比べると伸びしろってないんですよ。でも、だからこそ、おじさんの戦い方がある。それがこのドブ板営業ですね。絵を見た人が買う理由をつくるために、会いに行って営業しています。
ぶらすろ
ドブ板営業。家族を養うためにはできることはなんでもやる、クリエイターとしてのいろはさんの根性が見えた気がします。今日はありがとうございました。CoolGirlWeapons、応援しています。
いろは
こちらこそありがとうございました。

まとめ|CoolGirlWeaponsは緻密な戦略と泥臭い努力のハイブリッドだった

CoolGirlWeaponsのお2人にインタビューは以上になります。

ちげさん、いろはさんは熱い想いと冷静な戦術眼を併せ持つ最高のチームだと感じました。

実行できることを淡々とこなしていく、ただそれだけ。そこに強いプロフェッショナリズムを垣間見た気がします。

これからどんどんコレクションを進めて、話題になっていくことは間違いないでしょう。

いまのうちにDiscordのCoolGirlWeaponsの部屋をチェックしておきましょう!