いい記事を書きたいけど、初心者すぎて何をどう書けばいいのかわからない……。
記事の書き方を知りたいな。
こんな悩みを解決します。
この記事ではWebライター兼ブロガーの僕が初心者向けに「記事の書き方」を解説しています。
僕もWebライターを始めたばかりのときは、記事の書き方がわからず、3,000文字の記事を書くのに3日もかけていました(;´∀`)
そんな僕が、過去の自分を思い浮かべながら丁寧にわかりやすく解説をしていきます!
この記事を読みつつ執筆することで、クライアントに喜ばれる記事が書けるようになりますよ(^^)
まずはキーワードからニーズを考える
Webライターとして仕事をする際には、クライアントからキーワードを渡されることが多いです。
そのキーワードから「読者はなにを知りたいのか」というニーズを予想しましょう。
ニーズを踏まえて記事を書くことで、読者が本当に求めている情報を提供できますからね。
ニーズには顕在ニーズと潜在ニーズがあります。
ニーズの種類 | 内容 |
顕在ニーズ | 読者自身が自覚しているニーズ。 検索キーワードを見れば一目でわかる。 |
潜在ニーズ | 読者自身も自覚していない可能性があるニーズ。 検索キーワードから予想してあげる必要がある。 |
それぞれ解説しますね。
顕在ニーズ
顕在ニーズとはカンタンにいうと「読者が自覚しているニーズ」です。
例えば「細マッチョ なる方法」というキーワードで検索した男性、Aさんがいたとします。
この場合Aさんは「細マッチョになりたい」と思ったから検索したわけですよね。
もちろんAさん自身も自覚していますし、第三者でも一発で理解できます。
このように表面化しているニーズ、本人が自覚できているニーズが顕在ニーズです。
顕在ニーズは読者がしりたい情報そのもの。
だからこそ、僕たちWebライターはこのニーズを100%満たすように記事をかく必要があります。
潜在ニーズ
続いては潜在ニーズ。
こちらは顕在ニーズと違い、読者が自覚していない可能性のあるニーズのこと。
このニーズを予想するには「なぜそのキーワードで検索するのか」をさらに一歩踏み込んで考えなければいけません。
「細マッチョ なる方法」で検索したAさんの立場になって「なぜ細マッチョになりたいのか」を想像します。
すると「女性にモテたいのだろう」と予想できますよね。
これが潜在ニーズです。
顕在ニーズは建て前、潜在ニーズは本音のようなもの。
顕在ニーズだけでなく、読者の隠れたニーズを予想して記事を執筆することで、より刺さる文章が書けます。
そのため、質の高い記事を書くためには、顕在ニーズだけでなく潜在ニーズも把握しなければいけません。
記事の設計図を作ろう
良い記事とは、一言でいうと「読者の悩みを解消できる記事」です。
そのためには
- 誰に向けて書くのか
- 何を伝えるのか
- どうなってほしいのか
の3点を明確にすることがたいせつです。
誰に向けて書くのか
まずは「誰に向けて書くのか」を明確にしましょう。
ターゲットを想定することを「ペルソナ設定」といったりもします。
例えばこの記事は「記事の書き方に不安を抱いているWebライター」を想定しています。
こうして誰に向けて書くのか、を明確にすることで「どのような文章表現にすればいいか」が見えてくるんです。
じっさい僕は「専門用語を使わないようにしよう」と意識してこの記事を書きました。
それは僕の中で「記事の書き方がわからない方➡Web業界にあまり詳しくない方かもしれない➡専門用語は使わないようにしよう」という図式が成り立つから。
じっさい急に僕が「ペルソナ設定があまいとユーザビリティが低下します」なんて言い出したら、拒否反応を起こす方も多いでしょう。
記事を書く際には誰に向けて書くのか、を明確にしましょう。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 経験年数
などを想定すると、読者像が見えてきますよ。
何を伝えるか
誰に向けて書くのかが決まったら、次は「何を伝えるか」を決めます。
ちなみにこの記事は「記事の書き方を伝えよう」と決めて執筆しました。
何を伝えるか、は記事のセンターピンとなるので、ここを明確に決めておかないとけっきょく何がいいたいのかわからない記事になってしまいます。
本文を執筆する前に必ず決めておきましょう。
どうなってほしいのか
誰に向けて、何を伝えるかが決まったら、さいごは「読者にどうなってほしいのか」を考えます。
- この商品をかってほしい
- 自分のファンになってほしい
- 記事をとおして悩みを解決してほしい
などですね。
この記事は「より質の高い記事を書けるようになってほしい」と思って書いています。
さらにぶっちゃけると「良質な記事だと思ってもらえたら他の記事も見てほしい」とも思っています(笑)
「読者にどうなってほしいのか」は記事を書く目的であり、ゴールです。
ゴールを決めずに書いた記事では、読者の心も体も動かせません。
そうならないよう「ゴール(読者にどうなってほしいのか)から逆算して記事をかく」ことを意識しましょう。
競合サイトをリサーチしてみよう
Webライターはキホン、クライアントから指定された「キーワード」に沿って記事をかきます。
そのキーワードをGoogleの検索エンジンで検索し、他のサイトをリサーチしてみましょう。
リサーチとは「自分が執筆するキーワードで上位表示されているサイトを偵察すること」です。
僕たちWebライターの価値は「検索上位にくい込む記事をかけるかどうか」といっても過言ではありません。
検索で上位をとれる記事=たくさん読まれる記事=稼げる記事、ですからね。
クライアントが真に求めているのは「は検索上位にくいこむ記事をかけるWebライター」です。
そして検索上位を狙うには、どのような記事が上位表示されているのかを知る必要があります。
敵を知らなければ対抗のしようがないですからね。
そのために必要な作業がリサーチです。
まずは上位10記事ほどリサーチしてみましょう。
僕もこの記事を書くにあたり「Webライター 記事 書き方」で検索し、参考になりそうな部分は少し取り入れています。
もちろん、コピペは厳禁ですよ。
上位表示されている記事をリサーチし、参考にしましょう。
タイトルを決めよう
読者は記事のタイトルを見て、クリックするかしないかを決めます。
つまり、より多くの読者を集客するにはタイトルにこだわる必要があります。
タイトルは本の表紙のような役割ですね。
また、SEOの観点から、タイトルにはキーワードを入れなければいけません。
僕もこの記事を書くにあたって「Webライター 記事 書き方」というキーワードを決めました。
つまり、タイトルを決める際には
- 読者がよみたくなるタイトルであること
- キーワードを含めたタイトルであること
この2つの条件をクリアする必要があるんです。
ちなみに、タイトルの文字数は30~40文字だと検索上位にいきやすい、といわれています。参考までに。
タイトルを決めるのは、手元にあるピースでパズルを組み立てるような感覚に近いですね。
結果、僕は【初心者Webライター必見】現役Webライターが記事の書き方を1から10まで解説しますというタイトル名にしました。
タイトルの校正
まずはこのPREP法を活用してみるといいでしょう。
こちらに「読者に伝わりやすい文章の基本ルール10コ」をまとめていますので、リンクをはっておきますね。
この記事では「伝わる文章の書き方とその基本ルール10選」を現役Webライターの僕が解説しています。最後まで読むことで、今…
Webライターは最初が大変
この記事を読んでいる方は、Webライター歴の短い方が多いのではないでしょうか。
はじめのうちは記事を書こうとしても、まったく文章が書けない、なんてこともあるでしょう。
過去の僕もそうでした。
でも、それは当たり前です。
普通に生活をしていて、数千字の長い文章を書く機会なんて、まずありません。
そんな未経験のことに挑戦するのだから、悪戦苦闘して当然なんです。
ライターとしての経験が浅いなら、文章力がなくて当然です。
今まで経験したことがないだけ、勉強したことがないだけなので何も問題ありません。
何事もそうですが、Webライターは最初が一番きついです。
記事を書くのに何時間もかかるし、文字単価も安い。
しかし、それも続けていれば文章を書くスピードは速くなり、文字単価も徐々に上がります。
僕はWebライター初心者の方に「時給1,000円を達成するまでは辞めないでほしい」と思っています。
僕自身、Webライターはぜんぜん稼げないからべつの仕事しようなかな、と思った時期があります。
しかし、時給1,000円を超えるようになってから見える景色がガラリと変わりました。
「これならバイトするよりWebライターしたほうがいいじゃん!」と思えるようになると、モチベーションがグッと上がりますよ。
まずは継続することが大切です。
継続し、改善すれば、かならず徐々に稼げるようになります。
では、お互い頑張りましょう(^^)/